2025/8/29更新

舞伎座「三大名作」上演記念展示＆資料紹介

令和7年9月1日より、歌舞伎座「三大名作」上演記念展示＆資料紹介が始まります。

今回は、松竹株式会社創業130周年を記念して、歌舞伎座にて一挙上演されている歌舞伎の三大名作『菅原伝授手習鑑』、『義経千本桜』、『仮名手本忠臣蔵』をご紹介する展示企画を開催いたします。
9月、10月に上演される『菅原伝授手習鑑』、『義経千本桜』をより楽しんでいただくため、三大名作の解説書や台本、松竹創業100周年にあたる平成7(1995)年に三大名作が上演された際のプログラムなど、関連資料を揃えてお待ちしております。

また、展示ケースでは9月『菅原伝授手習鑑』上演にちなみ、明治35(1902)年に発行された組上燈籠（くみあげどうろう）『菅原伝授手習鑑　車引』完成形（復刻版）を展示いたします。組上燈籠は江戸期から昭和期まで広く流行した錦絵の一種で、部品を切り出して立体に組み立てて遊ぶことができる現代のペーパークラフトのようなものです。当館では歌舞伎の演目を描いた組上燈籠絵を161点所蔵しており、公式HP内のデジタルアーカイブでも公開しております。この機会に、五枚続の錦絵を組み上げた大作『車引』完成形をぜひ間近でご覧ください。

展示期間：2025/9/1-10/29
展示場所：松竹大谷図書館 閲覧室（ホームページはこちら）

※予約不要
どうぞお気軽にお立ち寄りください。

松竹大谷図書館
TEL　03-5550-1694（平日：10時より17時）