まちかど展示館 エリア特集

日本橋での歴史や展示の見どころをお聞きしました 江戸のまちとのつながりを発見!日本橋での歴史や展示の見どころをお聞きしました 江戸のまちとのつながりを発見!

Daiichi Sankyo くすりミュージアム

薬のまち・日本橋本町で「くすり」を楽しく学ぶ!
第一三共の想いが伝わる体験型ミュージアム。

くすりミュージアムは、2つの製薬会社が合併して誕生した第一三共(株)の本社に併設。「くすりと日本橋」コーナーでは、日本橋本町と薬の歴史的な関係を映像で学べます。

江戸日本橋を描いた「熈代勝覧(きだいしょうらん)」の通本町(現・中央通り)には10軒近い薬種(やくしゅ)問屋が描かれています。
「熈代勝覧 複製絵巻」より部分/
名橋「日本橋」保存会事務局

建築中に起きた関東大震災にビクともしなかった三共本社ビル(1923年)。横浜に創業した三共は明治42年に室町へ本社を移転。

第一製薬は大正4年、現・日本橋3丁目に創業。(昭和4年完成の本社ビル)

日本橋本町にある現・東京薬事協会が昭和4年、屋上に薬祖(やくそ)神社を建立。今は日本橋室町の「福徳の森」に。

1階では可愛いキャラクターと一緒に記念撮影できます。SNSにアップしてもOK♪(フォトスポット以外での館内撮影は禁止です)

来館記念に買いたいオリジナルクリアファイルやボールペン。

巨大な人体模型のある「くすりのうごき」コーナーでは、薬の形状によって異なる体内での流れが、立体的な映像でよく分かります。

「くすりのはたらき」コーナーでは、対戦型ゲームで遊びながら薬が効く仕組みを学べます。

インフルエンザウイルスを薬と一緒にやっつけよう!

1階では可愛いキャラクターと一緒に記念撮影できます。SNSにアップしてもOK♪(フォトスポット以外での館内撮影は禁止です)

来館記念に買いたいオリジナルクリアファイルやボールペン。

―日本橋との関わりは?
ここ日本橋本町は江戸幕府によって薬種問屋が多く集められ、江戸の薬取引の中心地でした。「三丁目匂わぬ店は三、四軒、四丁目もまだちらほらと匂う也」と川柳に詠まれるほどで、匂う店とは薬種問屋のことなんです。明治には西洋の薬を輸入したり、後に薬を製造したりと業態は変化してきましたが、日本橋本町はずっと薬の街でした。今も日本を代表する製薬企業が多くあります。ここから歩いてすぐの薬祖神社は、日本橋本町の薬業界が百年以上前から信奉してきた薬祖神がお祀りしてあり、多数の薬に関係のある会社が寄進しているのを見ることができます。
―ここはどんな展示館ですか?
薬を楽しく知って欲しいと開設した体験型施設です。CG映像や豊富な模型を見て、ゲームやクイズもしながら学べます。来館したお客様には、まずICチップ入りのメダルをお渡ししますので、それを館内の各所に置くことで、お客様に合わせた映像や解説がスタートします。周りの方にはうるさくないように超指向性スピーカーを使っているんですよ。夏休みはご家族連れがたくさんいらっしゃいます。当面は完全予約制のためホームページをご覧になってくださいね。
片手用・両手用など、ほうきは用途で選べます。先が摩耗したらハサミで少し揃えれば、5年以上使えますよ!

お話を伺った方広報グループ
三宅 千穂さん

Daiichi Sankyo くすりミュージアム

管理者:第一三共株式会社(平成24年度認定)
東京都中央区日本橋本町3-5-1
03-6225-1133
開館日:火~日曜日、祝日、振替休日(年末年始等を除く)
開館時間:10:00~18:00 ※要予約
最寄り駅:JR新日本橋駅5番出口 徒歩1分、三越前駅A10番出口 徒歩2分
https://kusuri-museum.com/
※臨時休館や開館時間の変更を行う場合があります。詳しくはお問い合わせください。

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