まちかど展示館 エリア特集

2019年12月公開

日本橋エリア特集 Part.2 中央区とオリンピック・パラリンピック日本橋エリア特集 Part.2 中央区とオリンピック・パラリンピック

写真提供:中央区立京橋図書館

1964(昭和39年)

前回の東京オリンピックでも東京の中心地として多くの人々を迎えた中央区。当時を写真で振り返ります。

オリンピック聖火リレー

オリンピック聖火リレーは昭和39年10月7日に中央区へ。区報でも事前に、来たるオリンピック臨時特集号が発行され、ますます東京オリンピックへの期待が高まりました。

清洲橋で江東区から引き継いだオリンピック聖火は、浜町や水天宮を経て、茅場橋で第2区の走者へ。新大橋通りから鍛冶橋通りを走り、鍛冶橋で千代田区へリレーしました。(中央区広報〔9/25号〕より)

1清洲橋中央区のスタート地点

白バイが先導するオリンピック聖火を第1区の走者が待ち受けます。

4鍛冶橋中央区の終点

走者には、区立中学・高校等から運動能力に優れた10代の男女計46名が選ばれ、オリンピック聖火リレーの栄誉を担いました。(鍛冶橋交差点にて)

世界の人々がやって来る!

首都美化の総仕上げとして、大会中はオリンピックシンボルや万国旗が街中に飾られました。
(写真:すべて昭和39年10月)

5日本橋室町3丁目

中央通りの室町3丁目の様子。街のあちこちに東京オリンピックを祝う旗がたなびきました。

7晴海通り

晴海通り沿いに建てられた大きな歓迎のモニュメント。

6銀座4丁目

銀座4丁目の百貨店の前。各国の国旗を揚げて東京オリンピックを演出。

8晴海埠頭

東京の海の玄関口・晴海埠頭では、東京国際貿易センター(現在は閉場・移
転)の建物もお祝いムードに。

変わるまち

東京オリンピックへ向けて東京は急ピッチで都市化され、 中央区の景観も一変しました。

路面電車も走る日本橋の上に首都高速都心環状線が建設される様子(昭和38年)。完成を急ぐため道路や川の上を高速道路にしたのです。

昭和30年に船の係留施設が完成していた晴海埠頭でも周辺の整備がさらに進められました。当時は晴海から東京タワーが根元まで見えます。
(昭和38年、晴海埠頭の建設工事)

2020(令和2年)

東京2020オリンピック・パラリンピックでは、晴海が選手村に決定。大会期間中は世界各国のアスリートが大勢中央区に宿泊して過ごします。

厳しい警備の元、宿泊棟が建設されています。大会後はマンション等となり新たなまちとして生まれ変わります。(令和元年10月)

大会時に中央区を訪れる方に、平和と日本文化の象徴である折り鶴を渡すおもてなしの取り組みです。あなたも東京2020大会に関わる一員として参加してみませんか?

[お問合せ]
中央区企画部オリンピック・パラリンピック調整担当課
☎03-3546-5226

折り鶴大募集中!
1.紙を用意して鶴を折る
15×15㎝のサイズなら紙は自由。(営利や特定の主張を目的とした紙は使用できません)
2.回収箱に入れる
回収箱は中央区役所本庁舎、日本橋・月島特別出張所に設置されています。〈12/27(金)締切予定〉
3.大会時に折り鶴配布
国内外から中央区を訪れる方々へ配布します。

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